東アジア文化都市2017プレシンポジウム
歴史、文化、宗教、外交の各分野で文化振興や国際交流の取組をされてきた方々に御登壇いただき、東アジアとの交流の視点から「東アジアと京都の魅力」について考えるシンポジウムを開催します。
東アジアの平和的発展に向けて、東アジアとの文化交流に取り組む本事業の意義や、「世界文化自由都市・京都」の役割を明らかにします。
パネリスト・ナビゲーター(敬称略、順不同)
日中韓の楽器による演奏 出演者
プログラム詳細
内容 | 出演者など(敬称略) |
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開会挨拶 | |
東アジア文化都市 2017事業紹介 | |
日中韓の楽器による演奏 |
【出演者】 |
シンポジウム |
【登壇者】 |
市長挨拶 | |
閉会 |
企画概要
時間 | 平成28年11月3日(木・祝)10:00 〜 12:00 | |
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場所 | ロームシアター京都 ノースホール | |
内容 | 「海を越える文化〜東アジアと京都の魅力〜」 | |
定員 | 250名(応募者多数の場合は抽選) | |
参加費 | 無料 | |
参加申込 |
※受付は終了しました。 |
井上 満郎
京都市出身。京都大学大学院修了。1982年に京都産業大学教授。2004年から京都市歴史資料館長、2012年から京都市埋蔵文化財研究所長を務める。
専攻は日本古代史。渡来人・渡来文化や、平安京について文献史料や考古資料を分析し、庶民の生活文化の観点から実像に迫る研究を続ける。
著書に『桓武天皇』『古代の日本と渡来人』『秦河勝』『歴史を歩く桓武天皇と平安京』など。
千 宗屋
武者小路千家15代家元後嗣、慶應義塾大学総合政策学部特任准教授。
2003年、後嗣号「宗屋」を襲名。同寺大徳寺にて故福富雪底前管長のもとで得度、「隨縁斎」の斎号を受ける。2008年~09年にかけて、文化庁文化交流使としてNYを拠点に活動を再開。
2013年1月、京都府文化賞奨励賞を受賞。
2008年より毎年、慈照寺(銀閣)の国際文化交流事業に参加。主に欧米や香港において、日本の茶の湯の文化を紹介し、その普及活動に力を注いでいる。
松浦 俊昭
お地蔵さんの寺、壬生狂言・新撰組ゆかりの寺である壬生寺の副住職として、法話公演等を通じて、”京都をつなぐ無形文化遺産”に選定されている京都の伝統行事「地蔵盆」や風習、文化などを,信仰に関わらず多くの方に広めているほか、壬生寺における庭園や文化財の定期公開において、創意工夫を凝らした取組をしている。
近藤 誠一
公益財団法人京都市芸術文化協会理事長、近藤文化・外交研究所代表、外務省参与、同志社大学特別客員教授、東京藝術大学客員教授。東京大学教養学部教養学科卒業。
外務省広報文化交流部長、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使、駐デンマーク特命全権大使等を歴任。文化庁長官(2010年~2013年)在任中に日本文化の海外発信の強化に取り組んだ。
八木 早希(ナビゲーター)
1978年 アメリカ・ロサンゼルス生まれ、大阪育ち、小学校3年間韓国ソウル在住。
同志社大学文学部英文学科卒業。
2001年 毎日放送アナウンサーとして入社。
2006年 韓国観光名誉広報大使に就任
2011年 フリー転身。四条畷大学客員教授。英検1級。
2014年 同志社大学客員教授。
横山 佳世子(箏)
大阪府茨木市出身。10歳より故井沢忠夫に生田流箏曲および現代邦楽を師事。東京藝術大学音楽学部卒業後(在学中には常英賞受賞)、同大学院音楽研究科修士課程修了。
平成13年度大阪府舞台芸術奨励新人賞受賞。
平成20年度京都市芸術文化特別奨励者,文化庁芸術祭音楽部門に芸術祭新人賞。
平成24年度文化庁芸術祭音楽部門において芸術祭賞優秀賞を受賞。
現在、鳴門教育大学非常勤講師として、教授活動と普及活動を多方面にて展開。
楊 雪元(中国笛)
中国天津市生まれ。長春大学特殊教育学 院(中国笛)卒。
天津市障害者芸術団入団。 中国民族管弦楽会竹笛委員会名誉理事。京都市立芸術大学大学院修士(声楽)修了。
第2回中国音楽国際コンクール器楽の部グランプリ。
第18回日本クラシック音楽コンクール声楽の部上位入賞。
全国各地での演奏活動の他,音楽コンクールの審査員も務めている
金 一志(韓国舞踊)
韓国大邱市生まれ,1985年留学のため来日する。
幼少より韓国古典舞踊を始め,林 洱調氏に師事。
1983年度全国舞踊コンクール古典舞踊部門大賞受賞。
1998年度ソウル舞踊コンクール伝統舞踊部門金賞受賞。
2006年第四回「大韓民国国楽コンクール」にて金賞(文化観光部長官賞)受賞
現在、日本国内のみならず韓国でも多数の公演活動を実施し,次世代の指導・育成にも力を入れている。