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イベントレポート イベントレポート

Event Report

長沙国際音楽祭「日中韓音楽交流会」

京都から京都市立芸術大学フルートアンサンブル2017が出演!

長沙音楽ホール

長沙音楽ホール

今年,中国・長沙市で開催された「長沙国際音楽祭」。ヨーロッパをはじめ,世界の様々なジャンルの音楽団体が参加するこの音楽祭に合わせて,9月11日から13日にかけて,「日中韓音楽交流会」が開催されました。
会場となった長沙音楽ホールは,近年開発が進む長沙市開福区(新河三角洲濱江文化園)に2年前に完成した最新の設備を誇る施設で,3日間を通して約2,400人が来場しました。
11日には湖南省歌舞劇院民族楽団による民族コンサートが,12日には大邱市立交響楽団の弦楽隊によるコンサートが行われました。
そして,13日の京都の公演には,京都市立芸術大学音楽学部長の大嶋義実先生と,同学部及び研究科の学生・OBにより今回のために特別に編成された「京都市立芸術大学フルートアンサンブル2017」が出演しました。
フルートに加え,ピッコロ,アルトフルート,バスフルート,さらに日本で開発されたコントラバスフルートを加えたフルート属のみで編成されたフルートアンサンブル。その繊細で幻想的な響きに,観客は息を呑んで聴き入りました。 

 

総勢13名のフルートアンサンブル

総勢13名のフルートアンサンブル

D.チマローザ「二本のフルートのための協奏曲 ト長調」演奏の様子

D.チマローザ「二本のフルートのための協奏曲 ト長調」演奏の様子

日中韓の交流にふさわしいプログラムを演奏。
会場は一体に!

演奏会では,日本人作曲家によるオリジナル作品のほか,ヨーロッパ古典派の音楽も演奏。
曲の合間には,今回指揮をされた大嶋先生が,世界に先駆けて日本でフルートアンサンブルが発展してきた背景や演奏曲にまつわるエピソードを解説し,アンサンブルメンバーの中国籍の学生が通訳を行いました。軽快なトークで会場の笑いを誘いながら,文化的な理解が深まる内容でもありました。
また,チマローザの「二本のフルートのための協奏曲 ト長調」では,中国籍・韓国籍の学生がソロを担当しました。
最後のアンコールでは,中国の皆さんになじみの深い中国民謡「茉莉花」(ジャスミン)や「在那遥远的地方」が演奏され,会場は一体となり大きな拍手に包まれました!!
音楽の力で共感を生み出し,まさに,日中韓の交流の輪を広げる公演となりました! 

■ プログラム
W.A.モーツァルト/ディヴェルティメント二長調K.136
藤井園子/マリオネット
W.A.モーツァルト/歌劇《魔笛》序曲 K.620
千秋次郎/風の忘れ物
D.チマローザ/二本のフルートのための協奏曲 ト長調
廣瀬量平/ブルートレイン
~アンコール~
茉莉花
在那遥远的地方


						
																		
						
						
						
						

					
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